先日のプログラミングお仲間の紹介で、ついに、プログラミングで入試に挑戦できるなんていう記事が出ていたので、こちらでもシェアしたいと思います。
文部科学省がプログラミングを必修にするべく求めている人間像は
将来の予測が困難な時代の中で、これからの子供たちに求められるのは、これまでにないような全く新しい力ということではなく、従来からも重視されてきている読解力や論理的・創造的思考力、問題解決能力、人間性等について、加速度的に変化する社会の文脈の中での意義を改めて捉え直し、しっかりと発揮できるようにすることであると考えられる。特に、情報化の進展という社会的な変化の中では、以下のような資質・能力が重要になると考えられることから、こうした力の育成が教育課程全体を通じて実現されることが強く求められる。
などが、プログラミング教育を実施する議論として抜粋されています。
子供たちにとって、パソコンで情報を取り出すことは今は容易になっていますが、情報の中にはだれが投稿したかもわからないようなフェイクニュースも数多く存在します。新聞に載っていることでさえ、書き手の意思が大きく反映されてしまうので、情報を自己の目的に沿って、適切に使用できる能力である情報リテラシーを身に着けることも非常に大事な役目になってくると考えられます。
今回、このプログラミング入試として発表された大妻嵐山中学校から出された入試の概要は
大妻嵐山中学校の新しい入試
(ORみらい力入試)プレゼンテーション プログラミング入試
Scratch Jr, Scratch,Pyonkee等(ほかのプログラムでも可)で作成したプログラムについて以下の点についてプレゼンテーションする
【プレゼンテーションする内容】
① 作成したプログラムを動かす
② プログラムで何をしたかったか説明する
③ プログラムの特徴や工夫したところは何かを説明する
【プログラムファイルの実行方法】
①タブレットあるいはコンピュータを持参して実行する
②試験官はプログラムの実行状態を確認する
③プログラムについてプレゼンテーション
【所要時間】受験生一人 8~10分
(時間配分の目安:実行5~7分程度、プレゼンテーション3分程度)
*実行は準備を含めての時間です
*ご質問は学校までお問い合わせください。
大妻嵐山中学校HPから抜粋
この入試内容をみて、びっくりしました。今、ちょうど私たちが提供しているキッズプログラミングで全部対応できるのですから。
昨日から「はじめてのプログラミング」をスタートしてくださっている生徒さんは小学校1年生もいます。楽しみながら、入試問題にも対応できるようになるなんてこんなうれしいことはありません。
12回の講座を修了した暁には、集大成としてお子さんにプログラミングしたものをプレゼンテーションしてもらいたいと思っているので、今から本当に楽しみです。
各大学の入試状況はどうなっているの?プログラミングはあるの?
大学入試でのプログラミングってあるのかどうか
関西では立命館大学 情報理工学部や、関西学院大学 人間システム工学科でみつけました!
(1)書類審査
エントリーシートにより、大学入学後の学習意欲・関心等を評価します。
(2)自作ソフトウェアの審査
提出されたソフトウェアによりプログラム開発能力、論理的思考能力等を評価します。
(3)実地試験
①小論文(90 分)
情報科学分野で必要とされる問題解決力・分析力、独創性、表現力等を評価します。
②面接および口頭試問(プログラミングに関する知識や提出されたソフトウェアについて問う内容) (約25 分)
プログラミング知識、論理的思考能力、コミュニケーション能力、リーダーシップ等の評価をします。
立命館大学AO入試HPより抜粋
「作品資料」について審査(主として本学情報科学科、もしくは人間システム工学科の目指す学問についての関心の深さ、意欲やセンスを評価する)を
行い、本学情報科学科、もしくは人間システム工学科の講義・演習を理解するためのに必要な資質の有無を判定します。
面接審査(教科・科目に関する口頭試問を含む)・出願時提出書類・「作品資料」結果の総合評価
関西学院大学AO入試HPより抜粋
内容は各大学で毎年変更になるかもしれませんので、興味がある大学のHPはまめに要チェックですよ。
いずれにせよ、2020年にプログラミング教育が必修化されることによって、大学入試の一つとして試験に出ることも当然となるかもしれません。
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